以下の症状が3つ以上、当てはまったら当院にご相談ください。
パニック障害は、原因不明に繰り返し、パニック発作と呼ばれる突然の交感神経の発作や不安と恐怖感が起こるため、生活に支障をきたす障害です。パニック障害は、過去には全般性不安障害とともに不安神経症と呼ばれ、また心臓神経症、過呼吸症候群と言われていたこともありました。 この病気の特徴は、不安発作が思い当たる誘因がなく突然起こることにあります。パニック発作の時の不安と恐怖は大変なもので、多くの人が心臓発作や呼吸困難で死ぬのではと思い、しばしば救急車で病院に運ばれます。しかし、発作の持続は20分ほどで、病院に着いた頃には発作はおさまっており、検査しても異常は見つかりません。 パニック発作は持続の時間は短くても非常につらいため、「また、発作がおきたらどうしよう」という予期不安と呼ばれる不安を抱くようになり、日常生活に大きな苦痛をもたらします。予期不安から更に広場恐怖と呼ばれる状態に発展すると、発作時に誰も助けてくれない状況を避けるようになったりし、ひどくなると乗り物に乗れなくなったり、外出できなくなったりします。 このように進行していく障害ですので、早期診断と早期治療が大切です。パニック発作がはじめて起きてから約2~3ヶ月以内に治療を受けると治療効果が上がりやすいケースが見られますので、お早めにご来院されることをお勧め致します。
このようなクリニックでしたら、良いメンタルクリニックとは言えません
診察時間が5分とか、中には1分2分とか普通にありますメンタルクリニックでは。待合室に患者があふれてる。チェーン展開している。そんなクリニックに多いです。
とにかく薬を出しておしまい。薬を処方するだけのクリニックだから早いです。
面倒くさそうに診察して検査をしても説明がありません
パニック発作が起こると生命の危機を感じさせるものであるので、発作に対する恐怖感は計り知れないほど強いものです。それは不意に突然起こることが多いので、「一体いつあの恐ろしい発作が起こるのだろう」と、心の底で常に不安感を持ち続けます。不安は「対象が明かではない恐怖である」と言われています。
パニック障害は、必ず予期不安がおこります。この予期不安のためリラックスした気持ちになれず、行動が自然に防衛的になり、行動空間が狭められていきます。
広場恐怖とは、パニック発作が起こることを恐れ、助けが求められない場所やすぐ逃げ出すことのできない場所にいることを非常に不快に感じたり、またはその様な場所を避ける状態をいいます。パニック発作を起こした約4分の3の方は、症状の差こそありますが広場恐怖を感じます。 具体的には、高速道路などの渋滞を恐れる人が目立ちますが、他に新幹線、航空機や地下鉄などの公共交通機関、トンネル、エレベ-タ-、橋などの行動の制限された場所、倉庫や窓のない部屋といった閉鎖的空間、美容院、歯科医、会議、行列に並ぶといった束縛された状態などがあり、また、自宅から遠く離れたり、家に一人で留守番できない人もしばしば見受けられます。 広場恐怖の対象は、発作をよく起こす場所はもちろん、もしこのような場面で発作が起きたら大変だと想像することにより範囲が広がります。重症化すると家から一歩も外にでられない人や、常に側に信頼できる人にいてもらわないといられない方もいます。予期不安の症状の強さは次のような3段階に区別されています
外出には多少不安を感じどうしても必要な所だけに行く
一人で外出できないことが多く、行動が制限されている
ほぼ完全に家に縛られているか、付添いなしで外出できない
パニック障害をおこす方ご自身と周囲の方へ9つの注意点をお伝えします。 パニック障害の治療は、ご自身だけで行うことはとても難しいです。必ず医療機関にかかり、周囲の方のサポートを受けてください。もし周囲にサポートしてくれる人がいない時には、私たちが専門的な相談機関にお繋ぎすることも可能です。 お気軽にお問い合わせください。